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鈴木家住宅穀倉

世田谷区指定有形文化財
(建造物)

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鈴木家穀藏とは
鈴木家は谷沢川(等々力渓谷)の脇に構えられ、主屋、土蔵2棟と穀倉が建っています。
穀倉は、明治8年(1875年)に建てられた小規模な建物です。外壁には板を打ち付け、建物の三方に下屋を設けて屋根を深く葺き下ろし、風雨から建物を守っています。
内部は床・天井・壁ともに板張りで、ネズミや害虫の侵入を防ぐ工夫がされています。入口には錠前が付き、厳重な戸締りがされていました。天井裏には梁がなく物置として利用していたようです。
かつては多くの農家に穀倉がありましたが、時代とともに取り壊され、現在区内で確認できるものは他にありません。

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母屋
明治20年(1887)建築

明治時代、家主の先祖は材木店を本業とし、青梅辺りから多摩川を下る筏流しに炭や薪、木材などを運ばせ商っていました。
昭和時代から深川木場と本格的な取引をするようになりました。
明治20年築の母屋は筑後140年余を経た今もどっしりと揺るぎなく、戸や障子などの造作も当時のままに長らえています。
​欅の大黒柱をはじめ、天井や梁は杉や松の一枚板、一木の丸太、角材をふんだんに使用しており、日本家屋の素晴らしさを感じさせる歴史的建造物です。

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